本の出張買取
古本屋は忍耐と体力を擁する仕事だと思う今日この頃なのですが、実際にメールや電話で顧客から出張買取の依頼が来た場合には、どのような本が何冊あるのかを聞いてからお客さんの自宅で出向くようにし、見積を出して相手が納得するようであれば、本の買取代金を支払って持ち合えるようにするべきで、例えば、10冊ぐらいの本の買取を依頼されても、交通費を考えると赤字になってしまう場合もあるからです。
長年、古本屋で働いてきた私の出張買取のポイントとして、どうして所持している本を売りたいのかをさり気なく訪ねてみるようにし、本の置き場がなくなってしまったとか、引っ越しをするために本を処分したいというお客さんの場合は、本の買取値が安くても全部の本を引きとって欲しいと思っているので、お互いにメリットの有るかたちで成立しやすく、お客さんの本を売る目的が分かれば買取の交渉もしやすくなります。
また、そんな時でも、なぜ買取価格が安いのかを説明することも忘れないようにし、売ろうとしている本の中には思入が強い人も多く、お客さんの思いと買取価格に大きな差がある場合は、本の文化的な価値もしっかりと認めながら、何故この買取価格になったのかを説明する必要があり、供給が多く需要がないためであるとか、本の状態が悪いので欲しがる人が少なく清掃の手間もかかると、出来る限り心から納得してもらえるようにします。
遺品整理 梱包・搬出・清掃・車両・処分代金が含まれた平均的な料金の目安です。
遺品や高額な本の買取
本の買取した額が10,000円以上の場合は、身分証明書による身分の確認作業が必要でして、買取する額が高額である場合や遺品などの場合は、なるべく後日に買取金を指定口座に振込むようにし、遺品などの場合は、相続税の対象になることがありますので、支払いを証明する必要があるので、身分証明書と振込明細書が必要になります。
セドリという言葉は一般的に聞き慣れていないと思いますが、古本を古本屋さんから店頭販売価格で仕入れることなのですが、このセドリの利点は自分の好きな本を好きなだけ選んで購入することなのですが、一方で仕入れ額が高く、探すための移動費や時間がかかるので利益率が低くなってしまいます。
利益率が低くなると言う事は、古書店の経営にもろ反映されてしまうので、質の良い本を仕入れて、適正な価格で売り続けるために、本の買取は重要なポイントになるのです。
また、ネット上では交換書いといって良い本をまとめて落札できるサービスもあり、全国の古書展を経営している人達から評価されているようです。
このオークションでの欠点としては、人気が出てきたのは良いのですが、オークションナイでの価格競争が激しくなっていることや、実際に手にとって見ることが出来ないことがありますが、自宅や店にいながらも本の買い付けができるので非常に便利です。
本の買取方法を説明してきましたが、それぞれに利点と欠点がありますので、慎重にシビアに本を仕入れていくことが求められています。