本の買取価格を決める

本の買取価格を決める方法は、本屋の利益に直結するので慎重に行う必要があります。

例えば、1,000円で本を販売するとして、70%の利益を確保したいと考えるのであれば、買取した価格が400円であると、売上高から売上原価を差し引いた額は700円となり、ここで注意するポイントは、商品原価だけではなく、その他の販売管理費なども考慮し、大量の本買取の場合は、買取をした全ての本が売れるわけではありません。

古書に限らずとも古物の場合は、販売価格の10%が買取額の相場と言われていますが、逆に必ず売れると見込める本であれば、原価率が50%でも買取をするケースもあります。

販売単価が高い場合、利益が低くても利益額は高いので、総合的に判断すると良いです。

また、想定される販売額が8,000円で、人気のある本で有るために売れる本の場合で、買取した価格が3,000円だと、売上高から売上原価を差引いた額が7,000円となります。

古本の価格を決める要素

古本の価格を決める要素として、基本的に稀少価値や流行性、文化的価値を考慮して、本の状態を確認し、それぞれの要素を総合的に判断して価格を決めていきます。

では文化的価値というのは、買取をする人の価値観によって変わることにもなり、最も根本的なものであり、店主の好みによっても大きく価値が変わり者でして、稀少性は、そもそも発行部数が少ない場合や、絶版となっていて現在は手に入れにくいなどの理由で価値の判断をします。

流行性は、その時代や時期ごとの需要の変化に左右されることになり、消費者の要求が高い方が売り値は下がりにくくなっていまして、これらの3つに加えて、必ず考慮しなくてはならないのが、本の品質的な状態でして、綺麗な状態で残っている方が値段はもちろん高くなります。

最近のチェーン展開をしている大手の新古書店では、文化的価値を重視しないところもあり、売り方には気を付ける点もありまして、アマゾンなどで古本を検索してみると明らかなのですが、同じ本が売られていたとしても本の状態や好みなどによって、販売価格に差が出てきます。

新刊のように同じ条件や状態の本は古本には存在しないので、それぞれの本に値段を正確につけていくしかないからで、その売り手によって考え方が違い、価格も違ってくるのです。

ネット専用の古書店の場合、ポータルサイトでの需要と供給のバランスによって価格が決められており、消費者もネットでそれぞれの販売価格を調査して1円でも安く買おうとするため、ネット専用の古本屋全体が価格競争になってしまっているのです。

しかし、結局は店の販売方法や経営方法を考慮して、最終的には店主の最良によって判断することになります。

本の買取の話に戻りますが、古本屋を運営するうえで、古本屋や古本市、個人の方から本を買取りすることが非常に大切であることが分かっていただけたと思います。